波乱万丈ドンと来い!こんなの鼻くそvol.364『たくちゃんの大冒険』

先日は、私のクライアントで智頭町在住の脳性麻痺児の中学生A君の、大冒険のサポーターをやりました。
 
 
歩けて、喋れて、お話も充分出来ますが、まだ一度も一人で公共交通機関に乗って移動したことがありません。

ドキドキの大冒険です。

智頭駅から出発して、ちゃんと鳥取駅に降りれるか、皆ドキドキです。

無事鳥取駅に降りて、お昼はワシントンホテルのランチを頂きました。

帰りの時間ですが、確認すると・・

何と時計が読めない🤣

おいおいマジか‼️

そしてお土産を買ったまでは良かったけど、お財布には11円しか残っておらず・・帰る電車賃が無い‼️

どうして帰る?

と尋ねると汗をかいて無言・・
 
全くお金を勘定出来ない。

焦っているのがよくわかる。

やむ終えず・・私のポケットから500円を差し出す。

でも自動販売機はちゃんと買える。

お店の方にトイレの場所を尋ねることが出来ない人に頼むことができないなど・・

まーいろいろあって面白かった。

今までみんな事故など起こらない様に・・全て家族が整えた環境で育っているので、自立のチャンスが無かったことがよくわかりました。

このままだと、幼いままで大人を迎えそう。

一方谷の違う若桜町に住んでいる、同級生のダウン症の女の子は、何度も公共交通機関で鳥取市まで出ているので、一人でたったと動けます。

お金の勘定もうまくやっているみたい。

時計は少し怪しいけど、1時間でも2時間でも次の列車を待ってなんとか帰ってきます。

能力は、ほぼ同じだけど、何がこの二人を分けたのか・・

おそらく・・経験の違い。

やはり障がいがあっても未経験では幼いままで・・

ドアtoドアの生活を続けていては、自立の芽を摘むことになります。

障がいが有っても、挑戦して汗をかかせないといけないなあ〜

面白かったけど、メチャメチャ疲れました〜

人の子を預かるのはやはり気を使いますねー

次回は年に一回くらいかなー

私の志
『日本や世界の肉体的、精神的、経済的再生をする!』